菌ちゃん農法の一つ、生ごみを利用した土づくりについてお話します。
生ごみ菌ちゃんをするにあたり、
・準備する必要があるものは何?
・土づくりにかかる時間は?
・大変だったことは?
・実際やってみて土の様子は?
こんな疑問にお答えしたいと思います。
生ごみ菌ちゃんとは?
生ごみをEMぼかしとお塩を使用し、漬物を作り
その生ごみ漬物を利用し細菌による発酵の力を利用する【有機栽培】のことです!
家庭で出る生ごみを利用でき、ごみを減らせる上に肥料代を考えたらコスパのいい方法ですね!
生ごみ菌ちゃん 準備するものは?
- 生ごみ(初心者のため、動物性のものは使用していません)
- EMボカシ(菌ちゃん農法のHPや楽天などで購入可)
- 天然塩(海水のもの)
- 保存容器(100均の一番大きいタッパー利用)
- 大きいジップロック(←こちらは私のやり方なのでなくてもOK)
たったこれだけで作れるんです♪
私の購入したEMボカシはこちら↓
2袋に分かれているところに魅力を感じました。
*EMボカシは米ぬかを手にいれて作ることも可能ですが、
作るにも時間がかかる、めんどくさがり屋の私はここはお金を払って購入派です!
生ごみ漬物の作り方
①生ごみを細かく刻む
毎日のお料理で出る生ごみのお野菜や果物の皮を1日袋に貯めます。
その生ごみを2cmほどに刻みます。(大きいと分解されずらいそうです。)
②EMボカシと塩で混ぜる
①のお野菜をタッパーに入れ、EMぼかし一握りと、塩一つまみを入れて、
タッパーを振ります。
EMボカシと塩の量はかなり適当です(笑)
目安は
・EMぼかし:きなこ餅くらいのイメージ
・お塩:漬物同様3%目安
だそうです。
③密閉する
タッパーを密閉し、空気に触れる時間を短くする。
内蓋をするといいそうなのですが、私は面倒で…
タッパーの中大き目のジップロックを入れ、その中に生ごみ漬物を作って密閉しています。
畑に生ごみを撒くときも、そのほうがタッパーの汚れも気にならなくて、楽でした♪
*密閉する意味は:空気がたくさん入ることで色カビが発生して腐敗に傾いてしまうから
・NGなカビの色:赤、青、黒など
・OKなカビの色:白
保存は、夏場は冷蔵庫をお勧めされています。
普段は日陰の常温に保存します。
我が家では玄関が一番日陰だし、EMボカシを入れる際にボカシがこぼれても掃除がしやすいと思い、
玄関にEMボカシと生ごみを置いています。
EMボカシの余りのもう一袋は床下保存しています。
完成までにかかる時間:最後に生ごみを入れて約1か月を目安
生ごみ漬物作りと土づくりにかかる時間は?
ざっくり2~3か月は必要です!
畑の大きさによるのですが、必要な生ごみ漬物を作るのに1か月はかかりました。
生ごみ漬物の量:畑の土の1/3
私の畑は1畝のみ生ごみ菌ちゃん畝を作りました。
4mほどの長さの畝です。
この生ごみ菌ちゃん畝に、ダイソーで一番大きいタッパー2杯分の生ごみを準備しました。
①生ごみを集めて漬物にするのに1か月
②2週間ほど常温で漬物にする
③土と混ぜ、マルチをかける
④1か月放置し、発酵させる
畑に生ごみ漬物を入れる手順
①畝の上に生ごみ漬物を撒く
私は生ごみ漬物を撒く前に、有機石灰をまきました。
土に不足しがちなミネラル分を補給する効果があります。
有機石灰の量:1㎡あたり200g
有機石灰を混ぜた後、生ごみを畝に均等にまきました。
生ごみと土を混ぜ、生ごみが土の中に隠れるように耕しましたよ!
②畝をつくる
20cm程度の高さの畝を作ります。
菌ちゃん農法の無肥料栽培の高畝とはちがい、
低くてOK!
③黒マルチを張る
こちらも無肥料栽培の菌ちゃん畝とは違い、
空気を入れないようにマルチをはります。
マルチはマルチ抑えで止めるのではなく、土を四方全てのせて、生ごみを入れた畝を密閉させます。
密閉させることで、生ごみが発酵したその熱を逃がさず、土がフカフカになるそうですよ!

生ごみ菌ちゃん畝の1か月後

びっくりするほど、やわらかい良い土になってた!
私の貸農園では、
・生ごみ菌ちゃん畝x1つ
・菌ちゃん畝(無肥料栽培)x2つ
・バーク堆肥のみ入れた畝x4つ
このように畝を作りましたが、同じ日に作ったほかの畝とあきらかに違う土質にビックリしました。
1か月で生ごみは消えてなくなり、土はふかふか♪
実際私の借りる畑は元々田んぼだったこともあり、粘土質の土でとっても固いのですが、
見違える土質に何も育ててない土をみてこれほどうれしい思いができるとは思っていませんでした^^
一番期待ができると感じ、私自身食べるのが一番すきなトマトを植えましたよ^^
生ごみ菌ちゃん畝作りで大変だったこと
あまり大変…と思うことはなかったという印象です。
無肥料栽培の菌ちゃん畝と比較すると、
集める資材も家庭で普段でる生ごみですし、
畝作りも20cmほどの高さでいいので、それほど体力もいりません。
菌ちゃん育ってるかな~といった不安もあまりなく、
初心者向けの方法だなと感じましたよ!
ごみを減らせる
カンタン
土もよくなる
メリットだらけの方法なので、ぜひ初心者の方はみなさん実践してみていだたきたいです!
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